THE MONOCHROME SET Interview (full version!)



THE MONOCHROME SET Interview

 
17年ぶりのオリジナル・アルバム『Platinum Coils』をひっさげ、モノクローム・セットがCOME BACK!! 初日ライブ前の楽屋裏にてBidとLesterにインタビューをさせて頂きました!

※フリーペーパー版ALTERNATIVE WAVERSでは紙面の都合によりカットしての掲載でしたが、こちらではノーカット、フル・ヴァージョンにて公開いたします!


---------再び日本に来てくれて本当に嬉しいです!お体の具合はいかがですか?

Bid(以下B):また来れて嬉しいよ。体はとってもいいよ。ちょっと働き過ぎなんだけどね。日本に来る前のツアーで一週間くらいでUK、ドイツと回ってきてちょっと疲れたかな。でも全然健康的だよ。ぼく個人にはストレンジな出来事(Bidは2010年に脳卒中で一時危篤状態になった)もあったけど、病気も大丈夫。

---------お元気そうで何よりです!新作についてお伺いしたいのですが、17年ぶりのニューアルバムのリリースになりますね。新作を作ることになった経緯など教えていただけますか?

B:ここのところ僕はそもそも違うバンドScarlet’s Well(以下SW)でずっとやってきて、2010年にアルバム「Society Of Figurines」を出して。そのあとすぐプロモーションに出て、と同時にThe Monochrome Set(以下MS)としても日本に来る計画があったんだけど、僕が脳卒中で倒れてしまった。で、もうバンドは難しいなと一旦SWは止めることにしたんだ。倒れる前から区切りはついていたしね。でも何年も前からMSを再結成したいとは考えていて・・・
Lester(以下L):2008年のCherry Redの30周年アニヴァーサリー・パーティで、何年ぶりだったかな・・・すごく久しぶりにプレイしたんだ。
B:そう、Cherry RedはMSと同い年で78年スタートなんだ。で重要なんだけど、そのためにリハーサルをしていたら、同じスタジオに再結成したX-Ray Spexなんかがいて、再結成バンドだらけだったんだ。でも彼らみたいにはやりたくないと思った。
L:新しいものをやりたかったんだ。
B:30年間同じことをやり続けてるロックンロール・バンドにはなりたくないってね。

---------とてもMSらしいですね(笑)。前回来日の時点で新譜の構想はできていたんでしょうか?

B:曲はいくつか倒れる前からできていて。で最初の時点では病院での出来事を書きたいとは思ってなかったんだけど、でもどうしても書かざるを得なかった。結果的には偶然だけどコンセプト・アルバムになったよね。だから前回の来日前にはできていたよ。

---------数々のレーベルを経て今作はセルフ・レーベルからのリリースとなってますが、良い面、悪い面などありますか?

B:そうなんだ、過去作のほとんどが廃盤になってしまっていてね。Rough TradeもCherry RedもDin Discもその会社が無くなったりすると手に入らなくなる状態で、『Strange Boutique』も『Love Zombies』も単体としては実に30年ほど出せていない状況が続いていたし。僕らは全部をみんなに手に入れられるようにしておきたかったんだ。重要なことだよ。だからレーベルをやらなきゃと思った。ここ数年でコンサートで稼いだお金がある程度できたから、始めたんだ。

---------今回もMS節全開ですね!新作も素晴らしくて、昔からのファンも今インディを聞く若い人にも喜ばれるポップな内容かと思いました。新曲をライヴで演奏するのはやはりワクワクしますか?

B:ありがとう、それはよかったよ!
L:もちろん新曲はいつもフレッシュな気持ちにさせてくれるね。
B:うん、ワクワクするよ。でも新作ももちろん価値があるけど、『Eligible Bachelors』の頃の曲もSWのギター・ポップも僕の耳には同じように重要で、それぞれに違いがあるわけじゃないんだ。どれも同じような感覚でプレイできるんだよ。

---------今日のライブで何が披露されるか楽しみです!今作もそうですが、MSは無国籍&サーフなイメージが強いですが、日本や東南アジアの音楽は聞いたりしますか?シンガポールなど、Shadows由来の国籍不明インストやガレージ・サイケがとてもMSを思い起こさせます。

B:エスニックでサーフ!どうかな(笑)。似てるの?面白いね。インドネシアの60年代サーフものは知っているよ。とてもいいね。
L:もらったカセット・テープで持ってたりするよ。日本のもね。とても興味深いよ。
B:SWのベース・プレイヤーはインドネシアと繋がっていたりして、ボストンにいる友人からはサーフな音源が送られてくるんだ。60年代の。でも音作りに影響を受けているってわけではないかな。

---------そもそもShadowsやBonzo Dog Band、Joe Meekなど英国バンドからの影響はありますか?USガレージもお好きそうに思います。

B:うんうん、ShadowsもあるけどもっとVenturesのほうかな。ガレージはうん、もちろんだよ!60年代後半のね。特にっていうバンドじゃないけどPebblesやNuggetsからは影響を受けてると思うね。
L:僕らの最初のシングルはRed CrayolaのMayo Thompsonのプロデュースだった。特に何もしなかったけどね。バッド・プロデュースさ(笑)。
B:でももちろん、完全に影響を受けてる。“サイケデリック・ガレージ”にね。

---------Velvet Undergroundはどうですか?もしもカヴァーをするとしたらどの曲でしょう?

B:どの曲が特に好み、ってことはないんだけどね。でも実は来年にはおそらく、やるつもりなんだよ。多分何かのBサイドでね。多分ね!

---------わーーー!!それはヤバいです!!ちなみに音楽の好みは年を経て変化しましたか?

B:そうでもないかな。そんなに多くは聞かないんだよね。曲を書くときは何も聞かないんだ。たとえば画家だったら描いてるときにはギャラリーでリラックスしないだろうし、あんまり落ち着かないんだ。

---------なるほど。それから日本にはWould-Be-Goodsファンが多いのですが、レコーディングの時のお話があれば教えてほしいです。

B:ファースト・アルバムはバック・バンドとしてプレイしたんだ。セカンドではプロデュースもした。でもスタジオではただずっと寝ていたんだよ(笑)。そう、来年はじめにUKでWould-Be-Goodsとギグをする予定があるんだ。もしも、日本にWould-Be-Goodsが来たとしたらどう?観に来るかな。

---------キャー!!絶対観に行きます!!それはぜひ!もう一度、お待ちしております!!
B:Andy(Andy Warren – bass)がWould-Be-Goodsにいるからね。すごく来たいと思うよ。

---------お疲れのところありがとうございました!今夜のライヴ楽しみにしています!
Text & Interview By 大藤 桂、斉藤 匠 Translated By 松本龍也、斉藤 匠


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前日からクラブ・イベントでのシークレット・ライブ、翌日のお昼から新宿本館でのアコースティック・インストア・ライブを経てFeverでのライブとハード・スケジュールに少しお疲れなメンバーでしたが(Bid、Lester、Andyは御年50歳オーバー涙)、気さくにインタビューに応えて頂きました。個人的にはMonochrome Setと出会ってから20年、目の前にBidとLesterがいるということが信じられないわ、緊張するわでもうホントに!!一生の思い出となりました!
(中野店 大藤)

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